しゅうかっつ


ここ最近の就活の厳しさは、私の予想を遥かに超えるものですねえ。
昨日のフライデーによると、
今年の新卒は十万人以上の就職難民がいるのだとか。
ネームバリューのある大学の学生さんでも、
わざと留年して
今年の就活生に混じってやっている方も少なくないんでしょうな。
私もリクルータを仕事の合間にやったりしていますが、
みんな本当に大変そうだ。
でも話を聞いてみると、あまり自分と向き合うことをしていない。
それよりも、「はあ、とうとうこの時期が来ちゃったよ」
「スキルがないから落ちるかもな」「TOEICとりあえず勉強しようかな」
「面接めんどい」「内定もらって早く気楽な学生生活に戻りたい」と
そんな意識がちらほら見える。私がそうでしたからわかりますw


就職活動とは何のためにあるのか。
就職先を見つけるための行事に参加しているような気持ちはさっさと捨てるべきです。
これは会社と自分との1対1の真剣勝負、
これからお互いがお互いを支え合う仲になる相手を捜す大切なシーンなのです。
「私の強みは○○なんです!どうですか?!」という気持ちさえあれば、受かりますよ。
そんなこと言える人自体、少ないんだから。


文系は特にそういうマインドの部分が非常に重要でしょうね。
理系とちがって、アピールすべきものがあまりないから。
なんとなく生きてこれた分、ここで苦労してしまいます。


「ただの参加者」意識から早く抜け出すことが最初の1歩ですねー。


今の就活生は平均70社も受けると聞きます。
超氷河期の今、その忙しさの中で、
マインド部分の見直しの必要性に気づきにくそうで、
そこがちょっと心配です。
実際、親のすねをかじるのも簡単ですし。


ただ、日本の会社は「新卒」「実務経験者」以外の正社員採用はしません。
就職活動でつまずくと、
正規雇用してもらえるチャンスはほぼなくなってしまうわけですね。
正規と非正規では、この先の人生が大きく変わってしまうので、
もしあまり入社したくない会社でも、3年くらいは我慢して働きましょう。
内定ゼロなら就職浪人か
専門学校に真面目に行くくらいのことはした方がいいんじゃないでしょうか。


この辺りは価値観の違いも出てくるから、「余計なお世話」でしかないですが。
でも、社会に出ると
いろんな現実を目にするので、「余計なお世話」を言いたくなりますね。


就職活動の失敗談はそこらじゅうで聞けると思います。
そこからいろんなことを学んでください。
共通しているのはマインド部分かな。そこに注目すると良いかも。


あーまたリクルータやりたいなー。「今頑張ってる人」と話すのは楽しいです。
会社の看板背負ってるから女子大生に手を出すのは御法度ですけどね!泣


「頑張ってる人」ってホントいいですよね。こっちまでパワーをもらえる。
「頑張ってる人」なら、「成果が出せない人」も嫌いじゃないです。
他人だから悪い点がよくわかるし、言いたくなる。
いろんな人の意見を素直に聞いて、自分と対話して、どんどん変化していけ。


「頑張ってない人」は見るだけでわかる。
わかろうとしていないから、表面上のこと以外何もわかってない。
本人にその気がないから、「それじゃダメだよ」以外は何も言いたくならない。
そのくせ、「できる人」ぶろうとする。やだね。みんなにバレてるよ。


後輩になる人間も「頑張ってる人」がいいなー。