FF13がPS3独占を捨てたやむを得ぬ事情・E3を読む(上)
コナミをMGS4を全世界に向けて300万本出荷したそうですが、
他のビッグタイトルと比べれば
やはり見劣りします(COD4やGTA4は1000万本超など)。
カプコンは、
GCにバイオハザードを独占供給するとして、失敗しました。
独占供給は、ともすれば、
人気フランチャイズの成果を縮小化してしまうことになりかねません。
まして、日本のRPGは、
海外では「クラシックスタイルRPG」として、
徐々に人気がなくなりつつあります。
マイクロソフトがXbox360で発売した「ロストオデッセイ」は、
それなりに売れたものの、ミリオンヒットとまではいきませんでした。
一方、この秋に海外で発売されるRPG「Fallout 3」は、
すでに全世界で600万本以上の予約を集めていると言います。
さらに、日本でHDゲーム機はまったく売れていない状況。
日本でFF13がどれだけ売れるのか…ミリオンを狙えない可能性もある。
海外売上比率8割を目指すスクエニにとって、
FF13をPS3独占のままにしておくメリットがないのがわかります。
といった内容でしょうか。
(詳しくはリンク先の記事をご覧ください)
独占供給を御破算にしたわけですが、その違約金はMSが負担するとか。
また、世界市場への供給は、マイクロソフトが支援するそうです。
(ただの噂話ですが
海外売上比率を現在の5割から8割に引き上げたいスクエニにとって、
マイクロソフトからのサポートは、まさに「渡りに舟」でしょうね。