ソニー、Xboxの『FFXIII』発表には失望… MSのサードへの資金投入を批判
“失望というのが、最もふさわしい表現なのは明白だ。驚いたと同時に、それが起こるのを回避できたかを考えたが、おそらく難しかったはずだ。（中略）マイクロソフトは、資金の大半をサードパーティーの機嫌を取ることに費やしている。ソフトウェア会社は周りを見てこう言い出すだろう、’ハード専用タイトルをやるのに十分な契約料を得ていない’と。サードパーティーの専用タイトルを維持するのは、今後ますます難しくなっていくと思う。”
ライセンス料を取りませんと言って、
サードを次々と取り囲んでいったのは誰でしたっけ？
さらに、市場トップの地位を確固たるものにした後、
やっぱりライセンス料を取ることにした会社はどこでしたっけ？
つまり私が言いたいのは「お前が言うな」ですｗ
まあ、ソニーは
ファーストパーティのタイトル（つまり自社タイトル）の充実を
優先して、関連スタジオに投資し続けています。
その結果がレジスタンス、ゴッドオブウォー、
モーターストームなどのヒットにつながっているわけで。
如何せん、日本での人気は微妙ですが･･･。
一方のマイクロソフトは、タイトルを開発してくれるならば、
すぐに優秀なエンジニアを送ってくれたりと
充実したサポートを提供していますし、
契約内容によっては赤字を補てんしてくれたり
助成金を増やしてくれたりするようです。
公式な話ではないのでどこまで本当かわかりませんが、
サード保護で囲い込む戦略です。
日本のマイクロソフトゲームスタジオは閉鎖してしまいましたが、
その分、サードにお金を使うようになり、
結果としてSO4が360に来たり、FF13がマルチになったり、
ラスレムが360先行発売になったりしているなら、万々歳ではないかと。
どちらが正しいということはないでしょう。
任天堂は昔から自社タイトル重視です。
かつてのソニーはサードに頼っていた面もありました。
まあ市場を取れているときはそれでもいいですけどねー。
マイクロソフトもHaloなど自社タイトルの育成にも精力的ですし、
サードのご機嫌取りに終始しているわけではないと思いますし、
ソニーにとやかく言われる筋合いはない、というのが
実際のところだと思いますね。
