CELLの限界に直面?『メタルギアソリッド4』小島氏が苦心の制作背景を明かす

ご存知の通りPS3は夢のマシンです。我々スタッフは本当にたくさんのアイデアを用意して制作に取り組んできましたが、実際にゲームの開発が始まると、そこには多くの制限があることに気付いたのです。そして、その結果出来たものが今皆さんにお見せしているものです。全く進歩がなかったと言っているわけではありません。当初の目標は、10歩先に進むことでしたが、現実には1歩しか前に進むことができなかったのです。(中略)私は三年前、何か革命的なものを作りたいと言っていたのを覚えています。しかし現実には、CPUが原因で、そのようなことをするのは非常に難しかったのです。


PS3ならやりたいことがやれると思ってたけど、
あまりに制約が多すぎて
理想の1/10しかできなかったよ、と。


記事の後半では、
「私がPS3の性能を批判しているとは誤解しないでほしい」と
ちゃんとフォローしていますが、すぐに
「私たちはPS3の持つハードの限界を認識できておらず、
全てを実現することが不可能なゲームを開発していたのです」と
皮肉にも聞こえるセリフを付け加えています。


結局のところ、小島Pが思い描いたゲームの理想像は
PS4の世代にならないと実現は不可能みたいですね。
まあ、ゲーム開発は
遠からずそういった一面を常に持っていると思います。
でもどっかで区切らないと発売できないですもんね。