レベルファイブ 日野晃博氏に聞く--次の10年のために新しい作品を生み出すこと


バンナムのときとは違い、
こちらはDSの市場を狙っていくという発言。
その中身といえば、
新規タイトルを実験的に
どんどん投入していくというものでした。


レベルファイブはちゃんと作りこんでから出してくれるので、
旧来からのゲームファンも安心ですよね。
レイトン教授シリーズの大ヒットはその成果でしょう。
悪魔の箱はミリオン行きそうですし。
イナズマイレブンはどうなることやら。


PS3について。

 PS3はこのままでは終わらないと思います。

 ハードウェアとしてはすごく魅力のある部分を持っていますが、現在のところ、どのソフトメーカーもPS3に慣れるまでに時間がかかっているという状況です。ですから、ライブラリやエンジンがそろってくると、高いトータルパフォーマンスを持つPS3には、有利な点がたくさん出てくるでしょう。


SCE陣営ですから
PS3擁護の意見を持っているようです。

 PS3の良いところはまだ出ていませんから、その時期まで市場やユーザー含めて、皆が待てるのかどうかにかかっていると思います。


つまり時期が早かったとw

    • 開発者からはPS3の開発が大変だとよく聞きますが、それほどに大変なのですか

 大変ですね。


高品質なグラフィックを
大量に詰め込まないといけないのが大変のようです。


360について。

    • 海外では好調のXbox 360ですが、どのように感じていますか


 僕は、Xbox 360というハードウェア自体は好きでゲームも買うのですが、何か「きっかけ」が必要だとは思います。


 「ブルードラゴン」や「ロストオデッセイ」、「HALO 3」など、素晴らしい大作ゲームは出ていますが、それはずっと前からみんなが待ち望んでいたものです。


 それはそれで必要だと思いますが、プレイステーション(PS)の「パラッパラッパー」のような、当初、個性的なタイトルがすごい話題になったように、「あのゲームってXbox 360らしいよ?」と言われるような、予想外なニュースが流れるようなタイトルの登場が必要なのではないかと思います。


 そういう意外なタイトルが出てくると、それをきっかけに話題となって広がっていくのだと思いますが、今は待ち望んでいたタイトルが待ち望んでいるタイミングで登場するので、驚きもなく好きな人だけでじわっと広がっているだけに感じます。


 Xbox 360が日本国内でビジネスになるためには、もう一息、そういったイベントが必要なのではないでしょうか。


良いソフトが揃っていることを知っていても、
手を出しにくいのがXbox360というハードなんですよね。
知名度の低さもそうですが、話題性がない。
Wiiに完全にやられてますし…。
もはやFF本編持ってくるくらいのことがないとキツイのかも。


そして最後の一文。
レベルファイブとしては
360でビジネスやってくつもりないようです。
SCE傘下ではやれませんからね。
やるとしたら独自でやらないと。


現在そういった動きはなさそうです。