ドコモ、端末価格で月額利用料が変わる新販売方式


昨年のソフトバンクの「新スーパーボーナス」、
今夏のウィルコムの「W-VALUE SELECT」、
11月より開始のauの「au買い方セレクト」に続き、
ドコモも11月より新料金制度を導入することが決定しました。
11月1日発表の905iシリーズ以降の端末で利用できるそうです。
詳細は以下に。

  • 端末価格と毎月の支払いをリンクさせた料金サービス「バリューコース」「ベーシックコース」を11月より開始
  • 905iシリーズ以降に発売される機種を新規契約、機種変更するユーザーが対象。持ち込み機種変や、これまでに発売された端末(904iシリーズなど)、データ通信カードは対象外となる
  • 既存ユーザーが利用するには905iシリーズ以降の新機種に機種変更する必要がある

バリューコースの特徴

  • ベーシックコースのような端末価格の割引は受けられないが、毎月の料金のうち月額基本使用料が1680円引きとなる。
  • 「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」などの割引サービスは1680円引き後に適用される。たとえば、タイプSSはまず月額3780円が2100円となり、「ひとりでも割50」の適用をすれば1050円となる。通話料(30秒21円)無料通信料(1050円分)はそのまま。
  • 端末代金の支払いはまず頭金をその場で支払い、残金は一括か分割が選べ、分割の場合は支払い回数を12回か24回か選択できる。
    • 一括支払いの場合、ポイントで店頭価格を割り引ける
    • 分割支払いの場合、頭金は店舗によって違うが、ポイントで相殺できる。残ったポイントは分割支払金を割り引ける
    • 新規ユーザーが分割支払いを申し込む場合、利用料の支払い方法は口座振替かクレジットカードしか選べない
    • 分割した代金を完済せずに機種変更や解約をした場合、残金は引き続き毎月支払い続けるか、一括完済する必要がある。ポイントで残額を減らすこともできる
プラン名 月額基本使用料 通話料 無料通信料 使用料半額適用時の使用料
タイプSSバリュー 2100円 30秒21円 1050円 1050円
タイプSバリュー 3150円 30秒18.9円 2100円 1575円
タイプMバリュー 5250円 30秒14.7円 4200円 2625円
タイプLバリュー 8400円 30秒10.5円 6300円 4200円
タイプLLバリュー 1万3650円 30秒7.875円 1万1550円 6825円
タイプリミットバリュー 2730円 30秒21円 2310円 1365円
タイプビジネスバリュー 8610円 時間帯によって異なる 5775円 4305円

ベーシックコースの特徴

  • 「バリューコース」のような、毎月の支払い料金への割引は受けられないが、端末価格が1万5750円引きとなる。従来通り、残りはポイントで相殺できる
  • 24ヶ月間の契約が条件
  • 解除料は1ヶ月目が1万5120円で、2ヶ月目以降はそこから毎月630円ずつ減額される

共通点

  • ドコモポイントの付与条件はそのまま。つまり、分割支払金へのポイントはつかない
  • 「冬のキャンペーン」を11月26日から実施(終了期間は未定)。期間中に「バリューコース」「ベーシックコース」を利用したユーザーは、端末価格が8400円引きになる。ただし、機種変更の場合は前機種を1年超使っていることが条件
  • 来年5月末までに「バリューコース」を選択したユーザーは、3ヶ月間の基本使用料が最大2100円引きに、「ケータイ補償お届けサービス」の月額利用料が3ヶ月間無料となる。11月中に契約した場合は、11月分の日割り分と次月3か月分に適用され、お得である。
  • 905iシリーズ(11月1日発表)の発売が遅れた場合はキャンペーン開始時期は延期される
  • 「ケータイ補償お届けサービス」が11月26日より月額315円に値下げされる。サービス内容は変更なし
  • 「ケータイあんしんパック」「ケータイ補償お届けサービス」を同時加入すると、月額利用料が472.5円になる(52.5円のお得)


頭金ってのが気になるな…。