オタク青春小説ブームの幕開けか 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』


俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))

この小説を楽しめるのはオタクであろう。
主人公が一般人で、オタクな女の子の秘密を守ってあげるという小説をオタクが読んでいる。こう書いてみると、不思議な構図である。もっとストレートに、ヒロインが一般人で、オタクな少年のオタ趣味に理解がある、という図式ではいけないのか。


いけない。何故なら読者はヒロインと男の子の両方に感情移入して読んでいるからだ。
オタな自分を少年ではなく、ヒロインに投影して読んでいる。この図式は最近よく見られる(中略)。


(一般人とオタなヒロイン、オタな自分を女の子に投影する読み方という点では、『涼宮ハルヒ』もそうだろう)


なんか読みたくなってきた!!


お話としては、一般人の兄と、
隠れヲタの妹との青春モノだそうです。


小説「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(アフィリエイトなし)


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