「手のひらに、明日をのせて」──ドコモ、赤い新ロゴで“新ドコモ宣言”



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新ドコモ宣言として掲げるビジョンは以下の4つだ。

  1. ブランドを磨きなおし、お客さまとの絆を深めます。
  2. お客さまの声をしっかり受け止め、その期待を上回る会社に変わります。
  3. イノベーションを起こし続け、世界から高い評価を得られる企業を目指します。
  4. 活き活きとした人材で溢れ、同じ夢に向かってチャレンジし続ける集団となります。


新しいブランドスローガンは「手のひらに、明日をのせて。」


具体性に欠ける。


と思ったら、具体案も公表していたようで。

  1. 学生が安全にケータイを利用できるようにするための「安全教室」の拡張
  2. 顧客窓口の強化。オペレーターの教育を徹底し、高度な内容の問い合わせにも円滑に対応できるようにする
  3. 顧客のニーズに合わせた端末ラインアップの見直し
  4. 端末カスタマイズの推進と操作性の改善
  5. マイメニューとマイボックスの統合・改善
  6. 生活行動支援サービスの導入
  7. FOMAのエリア品質への苦情に対応するための施策を関東甲信越エリアを皮切りに進める。今秋以降は、48時間以内に現地を訪問できるようになる
  8. 障害者向けの「ハーティ割引」の割引率の改訂
  9. 長期契約ユ−ザー向けの優遇策の充実化
  10. 海外利用時の故障修理への対応


これらを含め、
テーマ別に25のプロジェクトが
すでに始動しているそうです。

業務見直しプロジェクトは、端末、サービス、ネットワーク・エリア、料金、コミュニケーション、フロント、プロモーション、アフターサービス、CSRなどのテーマ別に25のプロジェクトがあり、さまざまな課題について全社横断的な議論を通して具体的なアプションプランを策定している。


横断的ねえ…。

ドコモでは組織や社員数の増加に伴う“縦割りの弊害”や“意志決定の遅れ”についても課題として認識しており、こうした状況を打破し、顧客を起点としたマーケティングバリューチェーンが機能するよう、組織のフラット化を目指すとしている。

サービスについては顧客視点の見直しを図っており、25のプロジェクトを立ち上げた。「新ドコモ宣言」による改革は、社内の意識統一を図る「ONE docomo」からスタート。第2四半期には地域会社を統一し、一丸となって改革にあたる


社内の意識改革については、
「ドコモ2.0」のときも話題になっていたはず。
未だにこんなことを言っているということは、
それだけ
部署間での連携がいまだに図れていないということでしょう。
今年の夏に一社化するそうですが、
余計に事態がややこしくならないことを祈ります。