特別インタビュー Xbox 360「テイルズ オブ ヴェスペリア」後編

郷田 国内のRPGでいうと、「テイルズ オブ」は3番手くらいに来ていると思います。他社のタイトルの多くはフォトリアルの方向性に行っている中で、アニメらしいRPGとしてうまく住み分けできていると思います。プロジェクトに参加したとき、「これはいけるな」と確信しましたから。

郷田 発売時期次第ですけど、3大RPGの中で初のHD対応タイトルなのかなあ、と。


樋口 プロダクション I.GさんのアニメーションもHDですから、おそらくゲームで初めて、HD対応のセルアニメーションが入っているタイトルだと思います。ただ、最大解像度ではなく、1,280×720ドットのD4クオリティになります。


自称三大RPG
まあ、ちゃんと作れば
ハーフミリオン狙えるタイトルですし、
中堅としては良いポジションにはあると思いますが…。
どうだろね。

――「テイルズ オブ」といえば、オフラインの同時プレイがありますよね。先ほど伺った話(前編)をまた繰り返すようですが、Xbox LIVEでオンライン協力プレイができるとすごく面白そうですけど……?


樋口 やっぱりそうですよね(笑)。僕たちも真っ先にそれを思いついたのですけど、今回に関しては、時間に余裕が無かった点が1つ、もう1つはXbox LIVEの協力プレイを満足の行くレベルで提供できるだけの余裕がなかった。1、2フレームを争うゲームではないですが、遅延が起こる可能性ですとか、途中切断といった問題のクリアですね。それと、ゲーム全体の流れが4人用に作られていませんので、せっかくオンラインに対応しても、戦闘だけ4人でやるのはちょっと厳しかろうと思いました。

――協力プレイはやってみたら意外と面白い。Xbox LIVEがきっかけになって、この面白みが伝わるというのが理想的ですよね。バトルへの参戦、離脱が難しいとは思いますが。お話をうかがっていると、初期には闘技場みたいな場所での協力プレイとか、いろいろプランがあったとは思いますし。


樋口 たぶん、Xbox LIVEでやるんだったら実装はそんなに難しくないと思いますよ。Xbox LIVEの仕様ならマッチング周りもすごく充実していますから。今回に関しては、それを満足いくデザインにするだけの時間が確保できなかった。たとえば4人でバトルする場合のボスの難易度を変えるですとか、ゲームバランスの調整ができる余裕がなかった。次は頑張ります(笑)。


次は頑張りますってw
次回作も360ですか?w


まあ360の場合、協力プレイを楽しむには
まず有料会員にならないといけないんですよね。
そこがネックだと思います。
テイルズはやっぱり中高大生がメインでしょうから、
ハード買わせてソフト買わせて
更に有料会員にまでなれというのはどうかな。
PS3なら無料なんですけどねー。