5年後には海外市場で3倍稼ぐ DSは「ゲーム」と「実用系」で攻めるコーエー


パイが広がっている海外のゲーム市場で
2011年度には今の3倍の売上を獲得したいそうです。
ただ、無双シリーズ
海外ではそれほど人気は高くありませんから、
積極的に新規タイトルを投入することなどが必要でしょう。
また、海外ではWiiのようなゲームだけでなく、
HDゲームの人気も高まっていますから、
ノウハウ形成や、技術力の向上も同時に必要とされます。

重要なことは、ある程度の本数のタイトルを継続的に出していって、技術力に磨きをかけていくことです。年間にPS3Xbox360のタイトルを1本しか作らないとなると、非常に投資対効果が悪く、技術も育ちません。ソフトを作り続け、その都度、問題を解決していくことで、技術レベルが向上していくわけです。今後も積極的に新世代機向けのタイトルをリリースしていき、技術を怠りなく磨いていくつもりです。


ですから、
「売上がPS2時代より低いから」という理由だけで、
HDゲームの開発を控えたりすることはないようです。
これはどこの会社でも同じではないでしょうか。


もちろん、HDゲームは開発費が従来よりかかるので、
財務基盤が強固でないといけませんから、
そのためにいろいろ工夫をしています。
コーエーだったら、
1つのタイトルをたくさんのハードに出すことですね。
無双OROCHIはとうとうPSPにまで移植されましたし、
ガンダム無双PS2に出したのには本当に驚きでした。

それ以降のタイトルについて詳細はお話できませんが、各プラットフォームに数タイトルずつリリースする予定です。その中では、完全新作を1〜2タイトルずつ出すつもりです。今年も新しいタイトルに果敢にチャレンジすることで、新しい事業の柱を見つけて行きたいと考えています。


DS向けの実用ソフトでヒットを狙ったり、
オプーナなど新規タイトルを開発したり、
コーエーもいろいろ頑張っていますね。
コーエー商法などと揶揄されたりもしますが、
どこかと合併もせずにずっと来ているわけですから、
それなりに努力しないと生き残れないのでしょうね。
私は無双ファンではないですが(笑)、頑張ってほしいです。