Xbox360、12・1月の本体売上は昨年度の半分
昨年度はブルードラゴン1色ということで
本体と一緒に結構売れましたが、
今年度は新作が目白押しで
既存ユーザーには嬉しい年末だったものの、
新規ユーザー向けには
バリューパックくらいしか魅力に映らなかったのかもしれません。
ロストオデッセイの同梱パックを用意しなかったのは
「他のソフトもちゃんと売りたいから」のようですが、
新しい人をほとんど呼び込めないようでは
結局、他のソフトもさして売れないということでは?
分母が少ないままではサードも逃げ出しますよ。
とにかく、周りから見ても、
安心して買いやすいような施策を
マイクロソフトには考えてもらいたいものですね。
360が売れない理由の1つは、
「360を買っても大丈夫だろうか?」
つまり「損をしないだろうか?」ということだと思うんです。
これは
「あのソフトが遊べるから買おう!」とは
まったく別の次元の話です。
ところが
壊れやすいだの
竹島問題だの
CMをほとんど見ないだの
特定時期に大作が集中するだの
ほとんどゲームが発売されない時期があるだの
海外で新商品が発表されても
日本で出るかどうかわからないだの、
購入を検討する人を不安にさせる要素が多すぎる。
マイクロソフトは海外の会社ですから、
いくらWindowsで馴染み深いと言っても、
そういう購入者のメンタル面に
もっと気をつけないといけませんよ。
別に大衆のほとんどは
マイクロソフトだからWindowsを選んでいるわけでもないし、
アップルのiPodのように
Xboxブランドがトレンドというわけでもないし、
「国産のゲーム機と同じラインに立てば競争力を持てる」
という話では決してないのです。
360をよくわからない人には
ちょっとのマイナス面も大きく見えるでしょう。
海外のゲーム機というだけで不安になるのです。
Xbox360に
「安心」というキーワードを
付け足してもらいたいですね。