講談社など出版や書店、ICタグで書籍管理・09年度から


製本段階で無線ICタグ
背表紙に埋め込むか裏表紙に貼り付けるそうです。
あわせて専用ゲートを各書店に配置し、
古本屋でも、
盗難本か正規に購入されたものか、
買取の時点で把握できるとのこと。


本はだいたい書店の取り分は2割だそうですが、
つまり、1冊の本を万引きされると、
あと同じ本を5冊も売らないと
赤が埋まらないことになります。
年間400億円分も万引きされてちゃ、
こういうことも考えなくちゃいけないでしょうね。
無線ICタグは一括取引ならだいぶ安く買えますから、
いずれ導入されるだろうとは思ってましたが、
とうとうその時代がやってきたようです。


これまでは各店が自発的に導入していましたが、
その管理コストもバカになりません。
書店限定とはいえ、標準化が進むでしょうから、
そのコストもかなり低く抑えられるでしょうね。
無線ですからゲートさえあれば読み取りは可能ということで、
マーケティングにも活用されるとか。
データはどの業種でも喉から手が出るほど欲しいでしょうから、
BtoC企業にもやっとこの流れが加速しそうですね。