米Amazon.com、携帯電話内蔵の電子ブックリーダー「Kindle」を発売


米アマゾンが電子ブックリーダー「Kindle」を発売。
200冊以上の書籍データを保存できるほか、
携帯電話機能を内蔵しているため、
PCなどと接続しなくても
国内の主要都市などEV-DOのエリア内なら
どこでも書籍データの購入ができる。
また、通信料等はアマゾンが全額負担してくれる。
ただし、オーディオブック「Audible」を利用するには、
USBケーブル経由でPCから転送する必要がある。


現在Kindle Storeには9万冊が所蔵されており、
標準価格は9.99ドルとなっている。
書籍のほか、新聞や雑誌、ブログなども読める。
これらは月額料金が課され、
自動的に配信される仕組みとなっている。


ディスプレイ部分には
E-Ink社の6インチの電子ペーパーを採用しており、
バックライトなしで読めるほか、
液晶ディスプレイのような眼の疲れは起きない。
消費電力はきわめて低く、
通信機能をオフにしておけば
1週間充電する必要はない。


割り当てられるメールアドレスに宛てて、
Word、HTML、TXT、JPEG
GIF、PNGBMPファイルを送信することで、
Kindle上で閲覧することもできるが、
1ファイルにつき0.1ドル必要。


このほか、英語辞書機能や、
Wikipediaへカンタンにアクセスする機能、
自動でしおりを挟む機能、
メモ帳機能などが搭載されている。


価格は399ドル(約4万4000円)で、
11月19日に発売が開始された。


いちいち課金されるのは微妙ですが、
基本使用料・通信料が無料なのが良いですね。
EV-DOというと、日本ではauのWINに相当します。
まあKDDIが独自にカスタマイズして
利用している可能性もありますが…。
日本でも展開されるかな?


新聞が読めるのは良いなあ。
かさばるんですよね。