SIMロック解除、総務省が検討開始 夏までに結論


携帯の“カギ”解除 市場活性化へ検討 総務省|IT|経済|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/keizai/it/070121/itt070121001.htm


…だそうですわ。個人的には、無理だと思いますけどね。
そりゃ業界の活性化には確実になりますよ。
個性的な端末もどんどん出てくるでしょうし、
通話料などももっと下がるでしょうし、
海外でも日本メーカーのケータイがいずれ売れ出すでしょうよ。


でも、日本人のもつ高度なケータイリテラシー
徐々に、相対的に低次元なものになっていくでしょうね。
1円端末しか買わない人、出しても1万円以内という人が
大多数を占めるわけですが、
SIMロック解除が義務づけられ、インセンティブがなくなれば、
いきなり、ケータイの価格が低性能でも2万とか、
高性能なら6万とか7万とか払わないといけなくなる。
これまでのケータイのトレンドは、
通信キャリアが引っ張ってきたようなものですから、
いきなりメーカー側に託されても
最初はうまく行かないんじゃないでしょうか。


だいたい、iモードとかはどうするんですか?
電話の機能だけなら現状でも問題ないですが、
それ以外の部分、特にメールやウェブについては、
全キャリア共通仕様にするとなると、
大変な労力が必要です。
まあアプリなどは業界標準にすればいいだけですけどね。


そんなことより、ソフトバンクは新スパボ加入者には
SIMロックを解除させてあげるべきでしょう。
一括で支払った人はその場で、
分割の人も契約期間終了時にでも、依頼があれば応じるべきです。
端末代金を負担させているわけですからねえ。
27ヶ月無理矢理使わさせられるわけだし。