週刊ファミ通935号特別付録「ロストオデッセイ 体験版」をやってみた


というわけで買ってきました。


本当は昼にやろうと思ってたんだけど、
忙しくて結局家に着いたのは、
バイトに出かける20分前という…。


で、バイト後にようやく購入して
えらい画像が荒いなと思ってたら、
どんどん悪化してって赤と青しか見えなくなったので、
これはヤバイと試行錯誤。
あれやこれやで、結局本体のケーブル全部挿しなおしたら
普通に戻りました。特にイジってないはずなんだが…。


一言で言えば「リアルになって帰ってきたSFC時代のFF」です。
これにFF13と名づけるだけで売れるでしょうw
雰囲気がまるでFFです。
見た目以外の部分は、旧来のスタンダードRPGと一緒ですね。
街やダンジョンを歩き回って、Aボタンでチェックしつつ、
コマンド選択式の戦闘をこなして、ストーリーを楽しむ、という。
体験版では戦闘システムの要となる部分が反映されてないし、
メニューを開いたりもできないので、
本当にただのコマンド戦闘になっていて、
ここまで面白みがないものか、と思ったり。


ロード時間はちょっと気になった。
ブラッシュアップの過程で改善するでしょうけど、
処理落ちなんかもたまに。
この時点でもあまりストレスにはならないものの、
やはり、「ない」なら「ない」方がいいです。


グラフィックも、Xbox360なら
もうちょっと細かく描きこんでほしい。
RPGだからキツイのかな?
背景とかムービーとか割かしキレイだと思ったけど、
特に群を抜いてるわけでもなく。
ダメだと思ったのは、装甲車が走っているシーン。
車輪が不自然すぎ。そこだけPS2世代でしたよ。


これは何の問題だかわかんないけど、
「操作してるだけで楽しい」と感じられないのは残念。
物理演算を活かした「石蹴り」みたいなオブジェクトもあったけど、
あんなの蹴っても何も楽しくなかった。
まだとってつけた感がぷんぷんしてます。
ちゃんと作りこんでもらわないとキツイ。
でも、面白い細工も一応あった。
特に、ポスターの裏のコインを入手するときの、
近くに居る兵士に対する主人公の反応w
あーゆーのをもっと増やしてくれることを期待しています。


マップも、見た目は美しいんだけど、
ここが進めてここが進めない、の違いがわからない。
リアルすぎる弊害か?


ま、いろいろ言いましたけど、体験版ですから…。
これによって製品版がどうのこうというわけではないでしょう。
だいたい、作り込みが甘すぎるし、戦闘システムも100%じゃない。
なんで体験版として世に出そうとしたのか謎です。
しかも総合ゲーム誌を名乗るファミ通に。
ファミ通360でいいんじゃねーの?w
ただ、雰囲気は掴めるので、
「雑誌のオマケだし…」程度に考えたら
それなりに楽しめるんじゃないかと。
でも、それだけならムービーでも良かったような気はしますw
ま、ハイビジョン映像はDVDじゃ楽しめないしな。


この普通っぽさが吉と出るか凶と出るか…。
スタンダードRPGをやりたい気分じゃなかったら、
買わないかもしれんw
発売時期は2007年ですが、なんか、
夏の終わりまでには出そうな雰囲気ですねー。